島津清彦 オフィシャルブログ

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怒りをコントロールする方法

立場や権力、権限を利用し、怒りや恐怖で人をコントロールするのが大嫌いだ。

 

そういう人間を見ると怒りを覚える。(いかんいかん笑)

 

なぜ神様は人間に「怒り」という感情を与えたのだろうか…

 

そもそも人はなぜ怒るのか?

 

真剣に考えたことがある。

 

そもそも怒りという感情は身の危険を感じた時に、自分自身を守るために備わった野生の「本能」である。

 

つまり、怒っている人は、何かしらの危険や恐怖を感じていて、自分を守るために「吠えて」いるのだ。

 

だから、怒っている人を見たら内心では何かに恐れを抱いているか、怯えていると考えた方がいい。

 

さて、怒りが本能であるならば、怒りという感情は単なる「反射神経」言い換えれば自動的な「反応」だと言える。

 

だから「怒らない」よりも生じた怒りを「どうコントロールするか」を考えよう。

 

そこで、私が実践している「怒りをコントロールする方法」を紹介してみたい。

 

1.先ずは先人、賢者の智慧として…

 

◉仏教(ブッダの教え)では、人間にとっての三毒(三つの毒)を以下の通り説いている。

 

その三つの毒とは…

 

一、貪(むさぼ)ること

 

一、愚痴ること

 

一、怒ること

 

怒りは人間にとって毒であると言っている。

 

ここで大事なことは、怒りとは、その矛先である相手にとって毒であると同時に自分にとっても毒であるということだ。

 

怒ると私たちの体内はどう反応しているのか?

 

ネットで片っ端から調べてみた。

 

・血圧が上がる

 

・心臓に負担がかかる

 

・胃炎になる

 

・脳出血になることもある

 

・肝臓や胆のうへダメージ

 

・肩こり

 

・筋肉痛

 

・皮膚炎…

 

もうこの位で充分(笑)

 

怒ると全身に毒が廻るのはどうやら間違いなさそう。

 

2.次に実践編…

 

怒りが込み上げてきた時にどうすれば速やかに鎮まり、怒りを露わにしないで済むか。

 

よく言われているのが、深呼吸しながら数を数えること。

 

「ひとーっつ」

 

「ふたーっつ」

 

「みーっつ」…

 

怒った瞬間よりは多少は怒りは小さくなる。

 

あと、私がやるのは、自分自身を俯瞰して、客観視して、心の中で実況中継すること。

 

私はプロレスが好きだったので、古舘伊知郎風にやる。

 

「おーっと、島津、ついに怒りの神が舞い降りましたー。しかしこの怒りをぶつけて何度後悔したことでしょうか?冷静さを失い何度フォール負けしたことでしょう。今日こそは、怒りの神さまにもお帰りいただきましょうー!!!」

 

…みたいな(笑)

 

できるだけ馬鹿馬鹿しくやるのがポイント。

 

これ、馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、AERAの取材でお話しした内容です。http://www.shimars.co.jp/topics/201501_aera.html

 

とにかく自分を徹底的に俯瞰して、客観視することが大事。

 

怒りは単なる反応だから、出るのはしょうがない。

 

でも、自分も他人も傷つき後で後悔するならば、その感情は使わない方がいい。

 

どうしても相手に伝えたいなら「怒る」より「叱る」、「叱る」より「諭す」を選択しよう。

 

自分が感情に「飲まれる」のではなく、自分が感情を「乗りこなす」。

 

そうすれば、体内に毒が廻り切らずにいつまでも若々しく健康でいられますから。

 

尚、今日ここで紹介したのは、対処療法的にすぐできること。

 

長期的に「怒らない体質」「怒らない脳」に改善をするなら、座禅、マインドフルネスを習慣化することをおすすめします。

 

私は5年間座禅を実践し、ずいぶんと怒りにくくなりましたから。