島津清彦 オフィシャルブログ

ビジネスのヒント、経営の原理原則から人生、哲学、宇宙、禅の話まで〜変幻自在、縦横無尽につづります。

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人生には限りがある

人生には限りがある。

 

この絶対不変の法則に僕らは気づいてない。

 

いや、その真理を見ようとしていないのかもしれない。

 

自分の寿命があと1年だとしたら今の自分の何を変えるだろう?

 

どう行動を変えるんだろう。

 

「死ぬときに後悔したくない」

 

という理由で5年前に独立起業した。

 

だから自分の人生があと1年で終わるとしても

 

大きく行動を変えることはない、と言い切れる。

 

でも・・・少し変える部分があるとしたら

 

「やりたいこと」を加速させるかもしれない。

 

1年間で本を最低10冊は出版したい。

 

ビジネス本だけではなく

 

人前ではあまり話せないスピリチュアルな体験も本にしたい。

 

信じるとか信じないとか、気持ち悪いとかはどうでもよくて

 

自分が実際に目の前で見たことや体験したことは真実なのだから・・

 

そんな体験談を残しておきたい。

 

それから・・・

 

大組織の弊害やオーバーコンプライアンスのことも書いてみたい。

 

日本企業にイノベーションが起こらないのは

 

過剰なコンプライアンスが原因だと思っているから。

 

事細かな権限規定や過度なコンプライアンスが

 

どれだけイノベーションを阻害しているのか

 

みんな気づいているんだろうか?

 

そんな想いを本にしてみたい。

 

 

 

そして、あと1ヶ月で人生が終わるとしたならば・・・

 

妻とゆっくり旅行に行きたい。

 

世界一周の船旅をしてみたい。

 

僕がこれまでの人生で、それなりの結果を出せて幸せなのは

 

間違いなく妻のおかげだから。

 

最後の1ヶ月は妻への恩返しをしたいと思う。

 

 

 

 

じゃあ残りの余生が1週間だったら?

 

少し考える時間をください(笑)

 

えーーーーと。

 

お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えたいから

 

片っ端から電話をかけまくって集客して(笑)

 

今から3日後に「島津清彦感謝の会」でも開こうかな。

 

突然FBとかで告知して「3日後に集まってくださーーーーーーーい」

 

「みんなに感謝の気持ちを伝えたいのでーーーーーーーー」

 

って言ったらみんなびっくりするだろうな。

 

 

 

 

さて・・・

 

残りの人生があと1日だったら・・・

 

 

 

 

 

妻と娘と、ただただ穏やかに話がしたい。

 

自分の思っていることを素直に伝えたい。

 

素直に「ありがとう」って。

 

 

 

 

でも・・・

 

これでは死ねない(笑)

 

 

感謝の気持ちだけでなく

 

「もっとこうした方がいい」

 

「こういうことには注意しなさい」

 

「困った時は◯◯さんに相談しなさい」

 

「保険の手続きなら◯◯さんに連絡して」

 

「俺が死んだら◯◯さんと◯◯さんには連絡して」

 

とか

 

 

 

こうやって、口うるさい親父になって

 

現実的なことを考えるんだろうな・・・

 

 

 

 

そして残りの人生がいよいよ1時間に迫ったら

 

静かにあの世に行く旅支度をする。

 

 

やっぱり最後は

 

すべてに「感謝」をしながら。

人間性を高める

8月はお盆休みもあって、ビジネス的にはだいたいスローな月のはずなんだけど、ありがたいことに紹介や、HPからのお問い合わせやらで結構忙しい月でした(あ、まだ一日残ってる‼︎)

だから身体的にはスポーツをした後の心地よい疲れみたいなのを感じている状態。

 

心地よいなんて書いたけど、早い話が少々お疲れ気味。

 

こんな時はこころも少しフニャフニャしていて、自然な文章が書けたりするんで

久しぶりにブログを書く気になりました(笑)

 

タイトルは「人間性を高める」(いきなり凄いタイトルですね)

 

先日、これまで僕が会ってきた人類(なんて大げさな笑)で一番、尊敬できる人に会いました。衝撃でした。尊敬という表現も当たっていない。とにかく人間として凄い人。半分は神?うーん、的確な表現がいまだ見つからない。。。

 

僕にもビジネスや経営、禅で師匠と呼べる人はいます。

 

謙虚になれば「我以外皆師」なんていう考えもあるけれど、でも実際は本当に心底師と思える人とはそうそう会えない。

 

でもこの方は凄かった。

 

その人の名前は・・・

 

「野村四郎さん」

 

日本能楽会長で昨年人間国宝にも選ばれました。

 

お年は80歳傘寿です。

 

もう一度言います。

 

人間国宝傘寿です。

 

先日、野村四郎先生の人間国宝と傘寿を祝う会にとあるご縁で招かれました。

 

実をいうと僕はこれまで、4回ほどお会いさせていただいているのですが野村四郎先生はいつも全く変わらない。

 

お召し物はとっても質素で、それでいてもちろん品がある。表情はいつも穏やかで、誰にでも気さくに話しかけてくださいます。本当に誰にでも分け隔てなく。

 

お祝いの会でのご本人でのスピーチです。

 

「私はただの『能役者』です。『能楽師』とは呼ばないでください。『師』なんてもんじゃない。そんな偉い人間じゃない。だから、人間国宝も辞退するつもりでいたんです。ただ、私は日本というこの国をずっとお守りになってきた陛下のことを考えたんです。陛下の顔を思い浮かべたら、こんな私にももしかしたら国のために何かお役目があるんじゃないかと。だから今回お受けすることにしたんです。80にはなりましたが、新しいお役目を授かって、今は新境地に挑む所存です」

 

80にして「新境地を目指す」

 

ただただ頭が下がりました。

 

何だか感動して涙が出そうになりました。

 

何の涙かはわからない。

 

でもとにかく、その『立ち居振る舞い』『言葉の一つ一つ』『人間性』に直に触れて鳥肌が立ち、感動し、頭が下がったんです。

 

こんな凄い方に会ったのは生まれて初めてでした。

 

野村四郎先生に触れて、僕にも新たな目標ができました。

 

『死ぬまで人間性を高め続ける』という目標です。

 

世の中は疑心暗鬼や不安、フェイクニュースに溢れていて『人としてどうなのか?』と思う出来事がたくさんある。

 

昔はもっと『人として』という物差しがあった。

 

もちろん僕も他人のことを言えるほどの人間ではないけれど、それでもやっぱり魂には嘘はつけない。

 

本当の自分には嘘をつけない。

 

もっともっと、人間性の高い人たちに触れることで、刺激を受け、自分の人間性を高めていきたい。

 

野村四郎先生と出会って、そう思った。

 

世の中の人たちに、もっと野村四郎先生を知ってもらいたい。

 

多くの人がその人間性に触れるだけで、世の中はもっと良くなるはずだ。

 

そう思う「こっちがわ」の人を増やし続ければ、世の中はもっと良くなるはずだ。

 

そんな場を微力ながら僕が作ってみたいと思った。

欲は「良く」使え

「座禅をして煩悩が消え、欲がなくなってしまうと、人生つまらなくないですか?」

 

こんな質問をよくされます。

 

安心してください。

 

欲なんてそんなに簡単に消えませんから(笑)

 

かくいう私もかつては同じような疑問をもっていました。

 

そこで師匠との独参(座禅の合間に一対一で行う問答)の時に

 

こんな質問をぶつけました。

 

私「欲を持つことはいけないことでしょうか?」

 

師「ん?」

 

師「そんなことはないよ」

 

私「でも、仏教の教えでも欲や煩悩は苦しみのもとだという教えがあります」

 

師「いいかい、自分だけの我欲(小欲)はいけないけど

もっと大きな欲(大欲)を持つんだ。

世の中のためになること、社会のためになることに欲は使いなさい」

 

師「欲は良いことに、欲は良く使うんだよ」

 

師のこの答えで、なんだかスッキリしました。

 

いろいろなことが繋がっていく感覚を覚えました。

 

より良い世の中になるように、欲を良いことに使えば

きっとあなたにも(良いことが)返ってくるはずです。

 

これが真理です。

苦楽一如

ふと起業してからの5年間を振り返ると

楽しいことや苦しかったことが

混在していることに気がつきました。

 

苦しいばかりでもないし

楽しいばかりでもない。

 

そのことを言葉にすると…

 

苦楽一如。

 

くらくいちにょ。

 

こんな言葉が降りてきました。

 

苦しみも楽しみもありのまま。

一つの如(ごと)し。

 

人は幸福を求め、楽しい方向に進もうとします。

 

苦しさからは目を背け、楽観的に生きようとします。

 

私の場合、起業後半年くらいは

それまでの25年間のサラリーマン生活からの開放感なのか

毎日が自由で楽しくてしょうがなかったです。

 

でも、現実の生活を考えた場合、なかなか売上が上がらずに

突然底なし沼に堕ちていくような

そんな恐怖感、苦しみもちゃんと味わいました(笑)

 

しばらくはこんなジェットコースターのような日々を繰り返しながら

ある程度安定してくると、ようやく楽しさが優位になってくるわけです。

 

「このまま楽しい日々が続いてくれー」

 

そんなことを願いながら来る日も来る日も頑張るわけです。

 

そうすると確かに売上げは伸びていき、楽しい日々が続くわけです。

 

でもね、その先に見えてきたのは

 

苦しみも楽しみも実は表裏一体であって

いつもセットで存在するということ。

 

苦しみにも、楽しみにも必ず終わりがあり

それらがいつもくるくると回転しているということ。

 

超高速回転モードで見れば

さらにはその回転体を宇宙から俯瞰して観れば

苦も楽も、完全に一体であるということ。

 

このことを理解できたらなんだか次元を一つ飛び越えたような(笑)

苦しみすら楽しめる、楽しみも永遠に続く訳ではないぞと…

そんな境地が見えてきました。

 

そうなれば一喜一憂することはなくなり

ただひたすらに自分の信じる道を選択し続けるだけになるんです。

 

うまくいってるとかうまくいってないとかは

見る人によって判断が変わるので

自分としては、自分らしく生きる、ただそれだけなんですよね。

 

苦楽一如。

 

久しぶりにいい言葉と出逢えました。

本当のじぶん

本当のじぶんはどんなじぶんだろう?

 

こどものころのじぶんからは、ビジネスの世界で

経営者になるなんて想像もできなかった。

 

小学生、中学生の頃は学年でダントツのチビ。

 

争いごとは嫌いで、敵は作らない平和主義者。

 

クラスのペット的な存在でいつも周囲を笑わせていた。

 

高校生の時に、日本テレビの生放送『TVジョッキー』という番組の

素人お笑い登竜門コーナーでチャンピオンになった。

(たけしの熱湯風呂ではなく、土居まさると相本久美子が司会をしていた番組)

 

当時はだれもが憧れる『白いギター』をゲットした。

 

経営者になるという流れは大学生になってから。

 

浦安駅前のマクドナルドでスィングマネジャーに抜擢されてから

人、物、金のマネジメントの楽しさを覚えた。

 

オープン初日の売上げは420万円。世界記録だった。

 

バブル時代の就職活動では、大手都市銀行や生損保など

友人が軒並み内定を取る中で、大手には全く興味がなかったので

無名のベンチャー企業を選んだ。

 

気がついたら、最終面接ではこう宣言していた。

 

『社長になります』

 

当時社員数は200名余り?

 

在籍していた25年間で、その数は5,000人にまで成長した。

 

その会社のグループ企業で、2つの会社の社長を経験した。

 

その後、47歳で独立起業。

 

禅の道を極めたくて出家までした。

 

でも、本当のじぶんは

 

特別ストイックというワケでもなく

 

争いごとは嫌いで、平和主義者。

 

人を笑わせることが好き。

 

ただそれだけ。

 

それが本当の自分。

 

 

自然体経営

会社の中期経営計画というものを作らなくなって久しいのですが

それだけでなく売上や社員数を増やす目標すら今は持っていません。

 

それでもビジョン、実現したい世界観というものはあり(ここではビジョンは割愛しますが)

今後どこに軸足を置くのか、どんなベクトルに向かっていくかというものはあります。

 

それは極めて感覚的なもので、こんな感じです。

 

『とにかくバランスを取り続ける』

 

1.関東の売上と関西の売上を半々にする。


2.大企業向け売上とベンチャー向け売上を半々にする。


3.企業向け《to B》売上と個人向け《to C》売上を半々にする。


4.個人向けサービスのうち男性向け女性向け半々にする。

 

つまり現状は関東中心ですから今後は関西に力を入れます

現状、男性向けが多いので、今後は女性向けに注力する

 

『とにかくバランスを取り続ける』ことが『会社を持続させる』ことにつながるわけで

自然の摂理に従って事業活動するだけです。

 

好奇心を満たすような、ご縁や出会い、偶発性を大切にして

常に新しい人と逢い続けます。

 

共感、共鳴するビジネスパートナーやサポーターと協業することで

レバレッジや遠心力を利かせ、けっして無理はしない

 

私も含め、今いる社員の生産性を限界まで最大化することで

物心両面の満足度を高めていく。

 

業績や社員数の増加は目的化、目標化せず、ただの結果として捉え

仕事が楽しく【なく】なったり

ゆとりが【なく】なったら

思いきりブレーキを踏む。

 

会社といっても個人事業主に毛が生えたような、ちっちゃな会社ですから

ワクワク感や幸福感がなくなったらおしまいだと思っています。

 

そのワクワクや幸福の最適化を維持しながら成長をしようとするなら

また、クライアントの隅々まで目が届くようにするならば

家族親戚のような規模が私にとってもクライアントにとっても

ほどほどに、ちょうど良いのではないかと思っています。

 

大企業を経験し、40半ばの起業だったからでしょうか。

今の私にとってはそれが自然体なのだと思います。

無理をするということは摂視する、ということですから。

築城10年、落城1日・・・会社存続の法則って?

築城10年、落城1日・・・

どんな巨大企業でも、風通しはが悪くなり、上層部は現場を見ずに、管理職は保身のための社内政治ばかりするようになると、あっという間に下降していきますよね。

巨大組織になるまでに相当の年月を費やしたとしても、崩れるのって本当にあっという間。

「えっ?あの会社が?」「まさか・・・」

これまで僕らは有名な大会社があっという間に沈んでいく栄枯盛衰をたくさん見てきた。

外から見ると華やかで、目も眩むほど羨ましいけど、内部は全然違っていたりする。

だれもリスクを取らない。

責任逃れだけは妙に上手。

部下の育成よりも上層部に媚び売ることに熱心。

このままじゃいけない」とみんなわかっているのに、だれも言えない、動けない「空気」に完全にやられてしまっている

あなたの近くにもそんな会社、ありませんか?

そうそう、あっちにもこっちにも…

じゃあいったい、永ーく存続する会社の法則って何なんだろう?

西暦578年、飛鳥時代に聖徳太子の命で創業し、1400年以上も続いている世界最古の会社「金剛組」に受け継がれる教えから学んでみたいと思います。

ダイヤモンド社発行の「創業1400年 世界最古の会社に受け継がれる十六の教え」によれば・・・

金剛組が生き残れた大切なポイントは4つ

1.確かな技術をもつ人材を育て続けてきたこと(人材育成)
2.後継者は血縁以上に能力で選ぶこと(血縁に頼らない後継者選び)
3.十六か条の遺言書の存在(原点を忘れない)
4.何事にも動ぜず、中庸の精神を保つこと(無理をしない、バランスを取り続ける

ふむふむ。

1と2を見ると経営の目的が「継続そのもの」であることがわかります。

「続けるために」会社を経営する、そんな感じですね。

3と4を見ると「軸」の大切さがわかります。

みなさんの会社の軸って何ですか?

せっかくなので十六の教えがある「遺言書」も見ていきましょう。

一、陰陽五行の定様の故実、神社仏閣から俗家まで、儒教、仏教、神明の三教の考えを、よく考え、心得なさい。これが職家第一の心得である。
一、御殿並びに武家のことはよく考えなくてもよい。その主人の好みに従うこと。
一、読書、そろばんの稽古をせよ。これは職家で一番必要なことなので、余念無く、一心に修行に励みなさい。このほか芸道はそれぞれの器量に合わせ、身分相応のことは学ぶべきだけれども、なにごとも、不相応な場席には立ち寄らないように心得なさい。
一、世間の方々と交際しても、決して出過ぎることがないように心得なさい。
一、大酒しないように心得なさい。もし心違いをして付き合いと称して大酒などをすれば、思いがけずに問題が起こる。増長すれば命を失う。よくよく見聞き慎みをもちなさい。
一、身分以上の華美な服装をしないこと。
一、人を敬い、穏やかな言葉遣いをして、あまり喋りすぎないに心得なさい。
一、配下の者、弟子など目下の人には深く情けをかけ、穏やかな言葉で召使いなさい。
一、なにごとも、他人と争うな
一、仮にも人を軽んじて、大言雑言を言わないようにせよ。
一、どの人と接するにも慇懃(いんぎん)にせよ。 ※慇懃とは物腰が丁寧で礼儀正しいこと
一、世の中の役目には高下の差別があるが丁寧にせよ。
一、なにごとも諸事万端取引してくれる方々へは無私正直に対応しなさい。
一、家職を勤めるようになって、見積もり、入札等が発生した時には、その年や時節に見合った値段を聞合わせ、莫大な値段や高下の見積もりは決してしないこと。正直な見積もりを書き付け、差し出しなさい。
一、なにごとも身分不相応なことは、親類を集めて相談した上で、万事とりはからいなさい。
一、先祖の霊年、廻忌日、命日には怠ることなく香華を供え、仏事、供養の営みをして、時節・身分に応じた布施をするように心得ること。

読んでいて背筋が伸びました。


雇われ社長として5年間経営を任され、今は小さいながらも自分で起業した会社を5年間経営をしてきた私にとっては(自分がやれたかどうかはさて置き)どれも金言、刺さりまくりです。

でもこれって何も会社だけじゃなくて人間の「生き方」にも通じますよね?

神仏、人を大切にし、自己研鑽し、礼儀正しく、自然体で、無理をしない。

企業人なり。

「築城10年、落城1日・・・」

あなたの会社は大丈夫ですか?