島津清彦 オフィシャルブログ

ビジネスのヒント、経営の原理原則から人生、哲学、宇宙、禅の話まで〜変幻自在、縦横無尽につづります。

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欲は「良く」使え

「座禅をして煩悩が消え、欲がなくなってしまうと、人生つまらなくないですか?」

 

こんな質問をよくされます。

 

安心してください。

 

欲なんてそんなに簡単に消えませんから(笑)

 

かくいう私もかつては同じような疑問をもっていました。

 

そこで師匠との独参(座禅の合間に一対一で行う問答)の時に

 

こんな質問をぶつけました。

 

私「欲を持つことはいけないことでしょうか?」

 

師「ん?」

 

師「そんなことはないよ」

 

私「でも、仏教の教えでも欲や煩悩は苦しみのもとだという教えがあります」

 

師「いいかい、自分だけの我欲(小欲)はいけないけど

もっと大きな欲(大欲)を持つんだ。

世の中のためになること、社会のためになることに欲は使いなさい」

 

師「欲は良いことに、欲は良く使うんだよ」

 

師のこの答えで、なんだかスッキリしました。

 

いろいろなことが繋がっていく感覚を覚えました。

 

より良い世の中になるように、欲を良いことに使えば

きっとあなたにも(良いことが)返ってくるはずです。

 

これが真理です。

苦楽一如

ふと起業してからの5年間を振り返ると

楽しいことや苦しかったことが

混在していることに気がつきました。

 

苦しいばかりでもないし

楽しいばかりでもない。

 

そのことを言葉にすると…

 

苦楽一如。

 

くらくいちにょ。

 

こんな言葉が降りてきました。

 

苦しみも楽しみもありのまま。

一つの如(ごと)し。

 

人は幸福を求め、楽しい方向に進もうとします。

 

苦しさからは目を背け、楽観的に生きようとします。

 

私の場合、起業後半年くらいは

それまでの25年間のサラリーマン生活からの開放感なのか

毎日が自由で楽しくてしょうがなかったです。

 

でも、現実の生活を考えた場合、なかなか売上が上がらずに

突然底なし沼に堕ちていくような

そんな恐怖感、苦しみもちゃんと味わいました(笑)

 

しばらくはこんなジェットコースターのような日々を繰り返しながら

ある程度安定してくると、ようやく楽しさが優位になってくるわけです。

 

「このまま楽しい日々が続いてくれー」

 

そんなことを願いながら来る日も来る日も頑張るわけです。

 

そうすると確かに売上げは伸びていき、楽しい日々が続くわけです。

 

でもね、その先に見えてきたのは

 

苦しみも楽しみも実は表裏一体であって

いつもセットで存在するということ。

 

苦しみにも、楽しみにも必ず終わりがあり

それらがいつもくるくると回転しているということ。

 

超高速回転モードで見れば

さらにはその回転体を宇宙から俯瞰して観れば

苦も楽も、完全に一体であるということ。

 

このことを理解できたらなんだか次元を一つ飛び越えたような(笑)

苦しみすら楽しめる、楽しみも永遠に続く訳ではないぞと…

そんな境地が見えてきました。

 

そうなれば一喜一憂することはなくなり

ただひたすらに自分の信じる道を選択し続けるだけになるんです。

 

うまくいってるとかうまくいってないとかは

見る人によって判断が変わるので

自分としては、自分らしく生きる、ただそれだけなんですよね。

 

苦楽一如。

 

久しぶりにいい言葉と出逢えました。

本当のじぶん

本当のじぶんはどんなじぶんだろう?

 

こどものころのじぶんからは、ビジネスの世界で

経営者になるなんて想像もできなかった。

 

小学生、中学生の頃は学年でダントツのチビ。

 

争いごとは嫌いで、敵は作らない平和主義者。

 

クラスのペット的な存在でいつも周囲を笑わせていた。

 

高校生の時に、日本テレビの生放送『TVジョッキー』という番組の

素人お笑い登竜門コーナーでチャンピオンになった。

(たけしの熱湯風呂ではなく、土居まさると相本久美子が司会をしていた番組)

 

当時はだれもが憧れる『白いギター』をゲットした。

 

経営者になるという流れは大学生になってから。

 

浦安駅前のマクドナルドでスィングマネジャーに抜擢されてから

人、物、金のマネジメントの楽しさを覚えた。

 

オープン初日の売上げは420万円。世界記録だった。

 

バブル時代の就職活動では、大手都市銀行や生損保など

友人が軒並み内定を取る中で、大手には全く興味がなかったので

無名のベンチャー企業を選んだ。

 

気がついたら、最終面接ではこう宣言していた。

 

『社長になります』

 

当時社員数は200名余り?

 

在籍していた25年間で、その数は5,000人にまで成長した。

 

その会社のグループ企業で、2つの会社の社長を経験した。

 

その後、47歳で独立起業。

 

禅の道を極めたくて出家までした。

 

でも、本当のじぶんは

 

特別ストイックというワケでもなく

 

争いごとは嫌いで、平和主義者。

 

人を笑わせることが好き。

 

ただそれだけ。

 

それが本当の自分。

 

 

自然体経営

会社の中期経営計画というものを作らなくなって久しいのですが

それだけでなく売上や社員数を増やす目標すら今は持っていません。

 

それでもビジョン、実現したい世界観というものはあり(ここではビジョンは割愛しますが)

今後どこに軸足を置くのか、どんなベクトルに向かっていくかというものはあります。

 

それは極めて感覚的なもので、こんな感じです。

 

『とにかくバランスを取り続ける』

 

1.関東の売上と関西の売上を半々にする。


2.大企業向け売上とベンチャー向け売上を半々にする。


3.企業向け《to B》売上と個人向け《to C》売上を半々にする。


4.個人向けサービスのうち男性向け女性向け半々にする。

 

つまり現状は関東中心ですから今後は関西に力を入れます

現状、男性向けが多いので、今後は女性向けに注力する

 

『とにかくバランスを取り続ける』ことが『会社を持続させる』ことにつながるわけで

自然の摂理に従って事業活動するだけです。

 

好奇心を満たすような、ご縁や出会い、偶発性を大切にして

常に新しい人と逢い続けます。

 

共感、共鳴するビジネスパートナーやサポーターと協業することで

レバレッジや遠心力を利かせ、けっして無理はしない

 

私も含め、今いる社員の生産性を限界まで最大化することで

物心両面の満足度を高めていく。

 

業績や社員数の増加は目的化、目標化せず、ただの結果として捉え

仕事が楽しく【なく】なったり

ゆとりが【なく】なったら

思いきりブレーキを踏む。

 

会社といっても個人事業主に毛が生えたような、ちっちゃな会社ですから

ワクワク感や幸福感がなくなったらおしまいだと思っています。

 

そのワクワクや幸福の最適化を維持しながら成長をしようとするなら

また、クライアントの隅々まで目が届くようにするならば

家族親戚のような規模が私にとってもクライアントにとっても

ほどほどに、ちょうど良いのではないかと思っています。

 

大企業を経験し、40半ばの起業だったからでしょうか。

今の私にとってはそれが自然体なのだと思います。

無理をするということは摂視する、ということですから。

築城10年、落城1日・・・会社存続の法則って?

築城10年、落城1日・・・

どんな巨大企業でも、風通しはが悪くなり、上層部は現場を見ずに、管理職は保身のための社内政治ばかりするようになると、あっという間に下降していきますよね。

巨大組織になるまでに相当の年月を費やしたとしても、崩れるのって本当にあっという間。

「えっ?あの会社が?」「まさか・・・」

これまで僕らは有名な大会社があっという間に沈んでいく栄枯盛衰をたくさん見てきた。

外から見ると華やかで、目も眩むほど羨ましいけど、内部は全然違っていたりする。

だれもリスクを取らない。

責任逃れだけは妙に上手。

部下の育成よりも上層部に媚び売ることに熱心。

このままじゃいけない」とみんなわかっているのに、だれも言えない、動けない「空気」に完全にやられてしまっている

あなたの近くにもそんな会社、ありませんか?

そうそう、あっちにもこっちにも…

じゃあいったい、永ーく存続する会社の法則って何なんだろう?

西暦578年、飛鳥時代に聖徳太子の命で創業し、1400年以上も続いている世界最古の会社「金剛組」に受け継がれる教えから学んでみたいと思います。

ダイヤモンド社発行の「創業1400年 世界最古の会社に受け継がれる十六の教え」によれば・・・

金剛組が生き残れた大切なポイントは4つ

1.確かな技術をもつ人材を育て続けてきたこと(人材育成)
2.後継者は血縁以上に能力で選ぶこと(血縁に頼らない後継者選び)
3.十六か条の遺言書の存在(原点を忘れない)
4.何事にも動ぜず、中庸の精神を保つこと(無理をしない、バランスを取り続ける

ふむふむ。

1と2を見ると経営の目的が「継続そのもの」であることがわかります。

「続けるために」会社を経営する、そんな感じですね。

3と4を見ると「軸」の大切さがわかります。

みなさんの会社の軸って何ですか?

せっかくなので十六の教えがある「遺言書」も見ていきましょう。

一、陰陽五行の定様の故実、神社仏閣から俗家まで、儒教、仏教、神明の三教の考えを、よく考え、心得なさい。これが職家第一の心得である。
一、御殿並びに武家のことはよく考えなくてもよい。その主人の好みに従うこと。
一、読書、そろばんの稽古をせよ。これは職家で一番必要なことなので、余念無く、一心に修行に励みなさい。このほか芸道はそれぞれの器量に合わせ、身分相応のことは学ぶべきだけれども、なにごとも、不相応な場席には立ち寄らないように心得なさい。
一、世間の方々と交際しても、決して出過ぎることがないように心得なさい。
一、大酒しないように心得なさい。もし心違いをして付き合いと称して大酒などをすれば、思いがけずに問題が起こる。増長すれば命を失う。よくよく見聞き慎みをもちなさい。
一、身分以上の華美な服装をしないこと。
一、人を敬い、穏やかな言葉遣いをして、あまり喋りすぎないに心得なさい。
一、配下の者、弟子など目下の人には深く情けをかけ、穏やかな言葉で召使いなさい。
一、なにごとも、他人と争うな
一、仮にも人を軽んじて、大言雑言を言わないようにせよ。
一、どの人と接するにも慇懃(いんぎん)にせよ。 ※慇懃とは物腰が丁寧で礼儀正しいこと
一、世の中の役目には高下の差別があるが丁寧にせよ。
一、なにごとも諸事万端取引してくれる方々へは無私正直に対応しなさい。
一、家職を勤めるようになって、見積もり、入札等が発生した時には、その年や時節に見合った値段を聞合わせ、莫大な値段や高下の見積もりは決してしないこと。正直な見積もりを書き付け、差し出しなさい。
一、なにごとも身分不相応なことは、親類を集めて相談した上で、万事とりはからいなさい。
一、先祖の霊年、廻忌日、命日には怠ることなく香華を供え、仏事、供養の営みをして、時節・身分に応じた布施をするように心得ること。

読んでいて背筋が伸びました。


雇われ社長として5年間経営を任され、今は小さいながらも自分で起業した会社を5年間経営をしてきた私にとっては(自分がやれたかどうかはさて置き)どれも金言、刺さりまくりです。

でもこれって何も会社だけじゃなくて人間の「生き方」にも通じますよね?

神仏、人を大切にし、自己研鑽し、礼儀正しく、自然体で、無理をしない。

企業人なり。

「築城10年、落城1日・・・」

あなたの会社は大丈夫ですか?

怒りをコントロールする方法

立場や権力、権限を利用し、怒りや恐怖で人をコントロールするのが大嫌いだ。

 

そういう人間を見ると怒りを覚える。(いかんいかん笑)

 

なぜ神様は人間に「怒り」という感情を与えたのだろうか…

 

そもそも人はなぜ怒るのか?

 

真剣に考えたことがある。

 

そもそも怒りという感情は身の危険を感じた時に、自分自身を守るために備わった野生の「本能」である。

 

つまり、怒っている人は、何かしらの危険や恐怖を感じていて、自分を守るために「吠えて」いるのだ。

 

だから、怒っている人を見たら内心では何かに恐れを抱いているか、怯えていると考えた方がいい。

 

さて、怒りが本能であるならば、怒りという感情は単なる「反射神経」言い換えれば自動的な「反応」だと言える。

 

だから「怒らない」よりも生じた怒りを「どうコントロールするか」を考えよう。

 

そこで、私が実践している「怒りをコントロールする方法」を紹介してみたい。

 

1.先ずは先人、賢者の智慧として…

 

◉仏教(ブッダの教え)では、人間にとっての三毒(三つの毒)を以下の通り説いている。

 

その三つの毒とは…

 

一、貪(むさぼ)ること

 

一、愚痴ること

 

一、怒ること

 

怒りは人間にとって毒であると言っている。

 

ここで大事なことは、怒りとは、その矛先である相手にとって毒であると同時に自分にとっても毒であるということだ。

 

怒ると私たちの体内はどう反応しているのか?

 

ネットで片っ端から調べてみた。

 

・血圧が上がる

 

・心臓に負担がかかる

 

・胃炎になる

 

・脳出血になることもある

 

・肝臓や胆のうへダメージ

 

・肩こり

 

・筋肉痛

 

・皮膚炎…

 

もうこの位で充分(笑)

 

怒ると全身に毒が廻るのはどうやら間違いなさそう。

 

2.次に実践編…

 

怒りが込み上げてきた時にどうすれば速やかに鎮まり、怒りを露わにしないで済むか。

 

よく言われているのが、深呼吸しながら数を数えること。

 

「ひとーっつ」

 

「ふたーっつ」

 

「みーっつ」…

 

怒った瞬間よりは多少は怒りは小さくなる。

 

あと、私がやるのは、自分自身を俯瞰して、客観視して、心の中で実況中継すること。

 

私はプロレスが好きだったので、古舘伊知郎風にやる。

 

「おーっと、島津、ついに怒りの神が舞い降りましたー。しかしこの怒りをぶつけて何度後悔したことでしょうか?冷静さを失い何度フォール負けしたことでしょう。今日こそは、怒りの神さまにもお帰りいただきましょうー!!!」

 

…みたいな(笑)

 

できるだけ馬鹿馬鹿しくやるのがポイント。

 

これ、馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、AERAの取材でお話しした内容です。http://www.shimars.co.jp/topics/201501_aera.html

 

とにかく自分を徹底的に俯瞰して、客観視することが大事。

 

怒りは単なる反応だから、出るのはしょうがない。

 

でも、自分も他人も傷つき後で後悔するならば、その感情は使わない方がいい。

 

どうしても相手に伝えたいなら「怒る」より「叱る」、「叱る」より「諭す」を選択しよう。

 

自分が感情に「飲まれる」のではなく、自分が感情を「乗りこなす」。

 

そうすれば、体内に毒が廻り切らずにいつまでも若々しく健康でいられますから。

 

尚、今日ここで紹介したのは、対処療法的にすぐできること。

 

長期的に「怒らない体質」「怒らない脳」に改善をするなら、座禅、マインドフルネスを習慣化することをおすすめします。

 

私は5年間座禅を実践し、ずいぶんと怒りにくくなりましたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モチベーションが上がらない時は

月曜日にふさわしいテーマです(笑)

 

モチベーションが上がらない…

 

元気が出ない…

 

こんな時、私が意識して実践していることを書きますね。

 

まず前提として…脳はだまされやすい‼️

 

「?」

 

頭に「?」が浮かびますよね〜。

 

続けます。

 

脳は特に視覚からの情報にだまされやすい。

 

映画やテレビとかにみんな簡単にだまされますよね。

 

あ、最近はネットとかVRとか…

 

でも視覚以上に脳に強い影響を及ぼすのは身体を動かすなんです。

 

行動、運動、体験…

 

このことを利用しない手はないですよね。

 

だから…

 

元気がない時は元気がある“フリ”をする…

 

そうするとあら不思議。なんだか元気になった気が。

 

次に、視線を上げ、大手を振って、堂々と自信ありげに歩く…

 

そうすることで、なんだか自信が湧いてきます。

 

さらに、楽しくなくても笑顔をキープ…

 

そう、「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽くなる」というやつです。

 

続けます!

 

不安で心がモヤモヤしていたら、家の中、オフィスの中を掃除しまくる。

鼻歌でも歌いながら、洗車とかに没頭してみる。

思い切り集中して身体を動かす。

 

そうすることで、あら不思議。不安がどこかへ吹っ飛んでしまった。そんな経験、誰にでもありませんか?

 

無意識(潜在意識)⬇️

意識化(顕在意識)⬇️←いまここ刺激しています(笑)

身体を動かす(行動)⬇️

脳がだまされる⬇️

心がポジティブに(反応)⬇️

習慣化⬇️

無意識(潜在意識)に刷り込む⬇️

ハッピーサイクルへ⤴️

 

 あ、いろいろ書きましたが、私の話なんかより、こっちの映像の方が伝わりやすいので、こちらをどーぞ(笑)

TED動画『ボディランゲージが人を作る』

https://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are?language=ja